Pray
お神札・絵馬
お神札の祀り方
日々の感謝やお祈りを捧げる拠り所になります。
神様のお名前が記されたお神札は、神様の力が宿るものであり、神様そのものであるともいえます。
本来であれば神殿を模した神棚にお祀りするのが作法ですが、神棚がなければお祀りするのにふさわしい場所を選んでお祀りします。
向きは可能な限り東南に。
日本人の主食はお米。そのため私たちは稲作にもたらされる自然の恵みである太陽への信仰を古来より持ち続けています。東から昇る太陽の光を尊び、神棚においても東や南を吉方としています。
家族が集まる明るい部屋に。
ご家庭内ではリビングなどの人が集まる場所を選んで設置しましょう。
目線よりも高い位置に。
敬いや感謝の気持ちを込めてお祀りするものなので、なるべく人の目線よりも高い位置に設置します。
こんな場所は避けましょう。
- 部屋の出入り口の真上
- 仏壇の正面向かい
- 浴室やトイレ、キッチンの近く
- 上に廊下や通路があり人が通る
こんなひと工夫で問題クリア。
集合住宅の下層階や二階建て住戸の1階に設置する場合は、「天」や「雲」と書いた紙を神棚の上の天井に貼り、「これより上は天空です」と神様に敬意を表します。
神棚の拝み方。
神社での参拝と同じで、二礼二拍手一礼が基本です。
お神札は一年ごとに新しく。
お正月は、すべてのものが新しく改まる機会。
お正月にはお神札を新たにして、より新しい力、より若々しい生命をいただいて新しい年を健やかに祈りましょう。