祭
季節の行事について
メーデー
メーデー(May Day)
毎年5月1日に世界各地で行われている労働者の祭典。
「メーデー」とは本来五月祭を意味し、ヨーロッパの各地で夏の訪れを祝う日でしたが、1886年にアメリカ合衆国の労働者たちが1日8時間労働を求めて立ち上がったことを機に、全世界の労働者たちが一斉に労働者の権利と政治的要求の活動を行う近代の「メーデー」へと変化していきました。
八十八夜
八十八夜
雑節のひとつ。立春を第1日目として88日目のことを指します。
八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として上等なものとされています。
京都の宇治市などお茶の産地では、毎年あかねだすきに姉さんかぶりの女性たちが新茶摘みを披露したり、お茶のPRも兼ねて一般の人たちも参加できるイベントが行われたりしています。
憲法記念日
憲法記念日
日本の国民の祝日のひとつ。
「ゴールデンウィーク」を構成する祝日のひとつで、1947年5月3日に日本国憲法が施行されたのを記念し、1948年に制定されました。
みどりの日
みどりの日
日本の国民の祝日のひとつ。
「ゴールデンウィーク」を構成する祝日のひとつで、1989年(昭和46年/平成元年)から2006年(平成18年)までは4月29日でしたが、昭和天皇崩御と、2005年(平成17年)の祝日法改正により5月4日に移動しました。
「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む日」として、無料開放する国公立公園もあります。
こどもの日・端午の節句
こどもの日
日本の国民の祝日のひとつ。
「ゴールデンウィーク」を構成する祝日のひとつで、「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに、母に感謝する日」として、1948年に制定されました。
端午の節句
男の子の健やかな成長と願う行事で、五節句のひとつ。
鎧、兜、刀、武者人形や五月人形を室内(床の間など)に飾り、庭先にこいのぼりを立てるのが一般的な祝い方です。
母の日
母の日
「お母さんに日頃の感謝を伝えましょう」という日。
いつもお母さんへの感謝の気持ちを持つことが大切ですが、普段なかなか面と向かって言う機会のない「ありがとう」を、心を込めて伝えましょう。
花を贈るなら赤いカーネーションが一般的ですが、お母さんの好きな花や花言葉などでどのお花を贈るのか決めるのもいいですね。
最近では、生花のみずみずしさ、柔らかさを長く楽しめるブリザードフラワーが人気があるようです。
花以外にもファッション小物やインテリアグッズなどの贈り物のほか、旅行や食事など家族と一緒に過ごす時間も喜ばれるでしょう。
【世界の母の日】
母の日は世界各国にもあります。
国により起源や風習も様々です。
アメリカは日本と同じ5月第2日曜日。大韓民国(韓国)では5月8日(親の日)。台湾では母の日は1年の中でも大きなイベントのひとつです。
普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを心をこめて伝えましょう。
葵祭(京都)
葵祭(正式には賀茂祭)
京都三大祭りのひとつで、賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭。
総勢500名以上もの平安朝の装束を身にまとった人々が京都御所から下鴨神社を経て、上賀茂神社まで約8kmの道のりを行列して進む様子は、平安時代にタイムスリップしたかのようです。
日本の祭りのうち、国家的行事として行われてきたため、唯一、平安時代の王朝風俗を伝承し、忠実に保っています。