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結婚・結納について
北陸(富山・石川・福井)の結納
北陸(富山・石川・福井)
北陸3県では品目が変わります。
富山県
11~15品目揃えるのが正式とされています。目録は品目に数えません。
最近は9品目や7品目の略式で行う方が増えています。
基本の13品目
- 熨斗
- 金包(男性からは「御帯料」、女性からは「御袴料」)
- 御留袖
- 寿留女
- 子生婦
- 寿恵広
- 友白髪
- 家内喜多留
- 結美和
- 芽出鯛料
- 慶粧料
- 御神前
- 御仏前
上記の13品目に目録を添えます。
9品目の場合
熨斗、結納金、寿留女、子生婦、友白髪、寿恵広、家内喜多留、結美和、勝男節の9品目に目録を加えます。
7品目の場合
熨斗、結納金、寿留女、友白髪、寿恵広、家内喜多留、結美和の7品目に目録を加えます。
結納金
100万円~150万円前後が一般的です。
結納返し
後日、「荷入れ」や「仏壇参り」の時、または、挙式の1週間前などに行います。「御袴料」として半返しか、記念の品を贈ります。
最近ではお返しを省略したり、前もって御帯料から差し引いておくという方法をとる方もいます。
特徴
富山県ではご先祖様へ線香とろうそくのセットを御仏前として、御神酒飾を御神前として贈ります。また、両家で饅頭を贈りあう風習があります。
※地域によってしきたりや作法が異なることがあります。双方で十分に話し合い決定しましょう。
石川県
7品目が一般的です。目録は品目に数えません。
基本の7品目
- 熨斗
- 金包(男性からは「御帯料」、女性からは「御袴料」)
- 寿恵広
- 友白髪
- 子生婦
- 寿留女
- 家内喜多留 上記の7品目に目録を添えます。
5品目の場合
基本の7品目から家内喜多留と子生婦を除きます。
結納金
100万円前後が一般的です。
結納返し
後日、「荷入れ」や「仏壇参り」の時、または、挙式の1週間前などに行います。「御袴料」として半返しか、記念の品を贈ります。
特徴
石川県では結納品の他に、御神前、御仏前を贈る風習があり、家族へのお土産として個人宛にお包みを渡します。また、「福(服)地」として洋服を贈る方も多数おられます。
※地域によってしきたりや作法が異なることがあります。双方で十分に話し合い決定しましょう。
福井県
7品目が基本とされています。目録は品目に数えません。
基本の7品目
- 熨斗
- 金包(男性からは「御帯料」、女性からは「御袴料」)
- 寿恵広
- 寿留女
- 結美和
- 高砂
- 家内喜多留 基本の7品目に目録を添えます。
5品目の場合
基本の7品目から高砂と結美和を除きます。
結納金
100万円~150万円前後が一般的です。
結納返し
後日、「荷入れ」や「仏壇参り」の時、または、挙式の1週間前などに行います。「御袴料」として半返しか、記念の品を贈ります。
特徴
福井県では家族へのお土産として個人宛に一人一万円程度包む風習があります。 また、ご先祖様へ線香とろうそくのセットを御仏前として贈ります。 ※地域によってしきたりや作法が異なることがあります。双方で十分に話し合い決定しましょう。