祭
季節の行事について
3月の行事としきたり
陰暦の月の名称:弥生(やよい)
3日:ひな祭り
12日:お水取り
14日:ホワイトデー
19日頃:彼岸入り
21日:春分
23日頃:彼岸明け
ひな人形
年が明けてから初めて寺社(神社・寺院)や教会に参拝して、一年の無事と平安を祈願する行事です。
正月三が日のうちに参拝するのが好ましいですが、1月中に参拝すれば問題ないという地域もあります。
前年に購入したお守りや破魔矢等を奉納し、新しいものを購入します。
お水取り
お水取りとは
奈良の東大寺二月堂で3月1日から15日の早朝に行う奈良時代から続く行(ぎょう)。
2月に修する法会という意味をこめて本来は修二会(しゅにえ)と呼ばれる本行です。
「お水取り」
12日の深夜から13日未明まで行われる。
若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲みにいく儀式。
「お松明」
本行の期間中、連行衆の道明かりとして、毎晩、大きな籠松明に灯がともされます。
お松明の火には、罪や汚れを焼き払うという意味が込められており、この火の粉を浴びると1年を無事に過ごせるといわれています。
期間中、毎晩10本の大きな松明が出るのですが、12日のみ一回り大きい11本の松明が出るのでとても見応えがあります。
ホワイトデー
ホワイトデー
バレンタインデーから1ヶ月後の3月14日に、バレンタインの返礼の日として昭和50年後半に設けられた日。
日本と韓国・台湾・中国の一部など東アジア特有の習慣で、欧米ではみられません。
主に、男性から女性へ、チョコレート等の価値と釣り合った焼き菓子やキャンディー、マシュマロなどの菓子類のほか、紅茶などのティータイムを楽しめるものやハンカチなどが一般的である。
彼岸入り
彼岸入り
春のお彼岸で、春分の日を中日とした前3日の最初の日を「彼岸入り(彼岸の入り)」といいます。
彼岸入りして7日間の期間内に家族そろってお墓参りをし、ぼた餅(おはぎ)をお供えするなどして祖先の霊に感謝する行事です。
※お彼岸は春分の日をはさんで前後各3日間をあわせた7日間のこと。
春分
春分の日
日本の国民の祝日のひとつで、昭和23年に「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として制定されました。
昼と夜の長さがほぼ同じ(実際には昼の方が少し長い)で、この日を境に夏至まで昼間が徐々に長くなり、夜が短くなっていきます。
天文学に基づいて年ごとに国で設定する祝日は世界的にみても珍しいようです。
彼岸明け
彼岸明け
春のお彼岸で、春分の日を中日とした後3日の最後の日を「彼岸明け」といいます。
※お彼岸は春分の日をはさんで前後各3日間をあわせた7日間のこと。